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まったく個人的なメモ、切りぬき。
他人が読むようには書いてませんm(__)m ネタバレもしてます!
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2008年8月8日金曜日

「スカイ・クロラ」丁寧な、丁寧な「作品」

  映画の開始とともに繰り広げられる空戦、なるほどこの映画の見せ場なのだ。
  そして着陸、コクピットから降りるパイロット--息が止まるほどの違和感。
  そう、3DCGでリアルな機体に、驚くほど平面的な人物。タッチの統一がされていない、そんな批判も起こりかねない。

  だがやがて慣れるにつれ、「リアルな機体」は現実味を失い、「絵に描いたような人物」は存在感を増す。

  空戦シーンはたしかに見ごたえがある。しかし、なぜか胸躍るものではない。おそらくはオフのときのパイロットたちが、空戦に価値を見出していないからだろう。
  押井は「空戦でのみ生きている実感を持つ主人公たち」といったことを言っていたが、アチキにはそうは思えない。むしろ生きている実感を感じていない、そのことにこそ彼らの存在感を感じるのだ。
  悩む、というよりももがく姿のリアルさ。

  影や線の省略。影のトーンも多くは一段。線がなく影だけでたとえばのど仏を描くなど。
  他方、デジタル処理でグラデーションをつけた描写も。例)パブのシーン

  作家性の強い作品。派手さはない。空戦シーンにしても感情移入の余地があまりないから、物語の中ではさほど目立つものではない。

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