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まったく個人的なメモ、切りぬき。
他人が読むようには書いてませんm(__)m ネタバレもしてます!
コメントの返事もしないと思いますッm(__)m

2008年6月26日木曜日

アナザー(完全ネタバレ)

  原題が"Dark corners" なのにわざわざアナザーてのがご愛嬌・・・・

  完全ネタバレノート。

すべては犯人の「夢」の話である。
  従って最初の殺人のシーンで、犯人が祭壇にいて、つぎに扉の向こうで祭壇からは消えていて、そしてまた教会の廊下にいる・・・・という「ありえない」シーンも、夢なら可能なわけで。
  また、主人公が見る夢もなぜ黒い彼女とシンクロしているかといえば、夢を見ている主人公もまた犯人の夢の中なわけであり、さらには犯人と出会う前からそういう夢を見てしまう・・・というなぞも、そもそもが「犯人と出会う前の彼女」という夢を犯人が見ているからに相違ない。
  だが、そういう入れ子式でダークファンタジーな世界がきちんと成立しているかといえば答えはノーで、思い付きを羅列しただけなモンだから、観ていて感じる印象は破綻の一言。いわゆる「やっちゃったな」映画のひとつである。
  もう少しちゃんと脚本を練っていたら傑作になったのにと思うととても惜しい。

  ひとつわからないのが冒頭のロッキングチェアの老女(たぶん)。
  おそらく主人公の母親なのだろうが、なんであそこに出てくるのだろう。これもまた思いつきにしか見えないのだが・・・・

  怖がらせ方は比較的古典的で好感が持てる。極端な大音響、血しぶきなどはない。しょっぱなの死体などは、苦手な人にはきついかもしれないが、恐怖映画好きにはどうってことはない。手法はオーソドックスだけど充分ゾクゾクさせてくれるので、その点は及第点なんだけどなぁ。

  不妊治療というナイーブな話題をちょいと無神経に扱っているのは減点。胎児を恐怖映画で扱うなとは言わないが、するなら相応の手順を踏んで、と思う。
  最後、妊婦が殺されてしまうのもちょっと唐突で納得イカン。

  ネタは途中ではっきりと明らかにされてしまうから驚愕のラストではないけど、もうヒトひねりほしかった。
  せっかくアリスをイメージしているのだから、最後は少女と対決するとか(月並みだけど)、あと少女に分裂してしまった理由はわからない。少女がレイプされてしまい妊娠しちゃうなんてのはなかなか秀逸なイメージ描写でよかったんだけど。

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